教えなきゃいけないのは技術ではなくマインド


(今後の為のメモ)

こんばんは。

高橋です。


近年美容室では、一年目からスタイリストなるまでの間、様々な技術を習得する為にカリキュラムを設けているお店がほとんどだと思います(昔はそんなものは無く、「技術は見て盗め。」だったみたい)が、


先輩達が膨大な時間を割いて教えてきたにも関わらず、スタイリストになる前に辞めてしまったり、逆にスタイリストになったとたん辞めてしまう子がいたり、

そういった話を耳にしたりします。

現にうちのお店でもありましたし、逆に1人も退社しないでお店残っていたらとんでもない事になってそうです笑


30代のアダルト世代(昭和世代)は、「恩を返す」とか、辞めるにしてもアシスタント時代に貰った給料分くらいはスタイリストなって売り上げてから辞める。とか、そういう事を思ったりする人が多いのかなーと思いますが、


若い子達にはそんなマインド毛頭ない感じがします。中にはちゃんと備わってる人もいるとは思いますが。。。
でも、ない人がほとんどだと思う。

多分、自分の事しか考えてなかったり、青い芝生があれば飛び込みたい。みたいな。
そこに愛社精神とか「恩」とか二の次三の次。


個人的に、
初めの頃描いていた夢を道半ばで諦めたり、
何かから逃げたり、自分に言い訳したりとか、
かなり勿体ないな。って思うんですよね。

確かに周りの環境もあるかもしれないし、下積み時代は給料も少ないかもしれない、練習で帰りが遅いかもしれない、


でも、それらの事って「美容師になる!」って決めた時に覚悟していたんじゃないの?
って言いたくなるんです。


辞める人にも辞める人の人生があるので、
その決断を決して否定するわけではないですが、

技術や金銭面の問題で辞める人に関しては、この先ずっと「諦め癖」とか「逃げ腰」だったり、ずーっとどこかに負い目を感じてなかなか自分に自信が持てない人間になったりすると思うんです。


辞めてから、大成した!っていう話もなかなか聞かないので、、、

だから、そんな後輩を増やしたくないんですよね。
美容師は技術を一生懸命後輩にレクチャーしますが、
それと同じくらい、
後輩のマインドや志し、「考え方」教えなきゃいけないと思います。

確かに、給料は低い。私もアシスタント時代はキツイ時ありました。
でも、そんなシステムすら変えてやりたい、後輩に沢山給料出せるくらい稼ぎたいとか思ってました。

仕事も遊びもちゃんと全うできるようにしたいし、してあげれる環境を作りたいと思ってます今も。

「労働時間、給与、休日」この3つはこれからもどんどん進化させなきゃいけないのが、美容業界。逆に言うとかなり伸び代ありますね。。。

でも大前提として、「マインド」がちゃんと備わってこないと絶対に前に進めないし、何も変わらない。
先輩達は後輩達にちゃんと「夢」を見せれるような背中をしないとダメ。
トップ、先輩、後輩のモチベーションがどこに向かっているのかが大事で、どこかが崩れてもダメ。



全員で前向きな思考、思想、精神を育んでいかなきゃな。と思った今日この頃でした。


まだまだ着手しなきゃいけないところ、沢山です笑


下見てもキリないし上を見てもキリないですが、どうせなら高いところ見ながらみんなで前向いて歩いていきたいですね、




ではまた!

masato.takahashi

仙台一番町 C's スタイリストの高橋真敏です。 このブログでは日々の事や美容に関する事を書き記していきます。

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